首振りでピストン&シリンダー終了〜
朝からエンジン降ろしました。
ドレンのマグネットには鉄粉が大量に付いています。
マグネットに引っ付く=アルミではなく鉄=ベアリング??
ミッションシャフトのどれかのベアリングがズレて干渉したか???
カムホルダーとカムシャフトは大丈夫そうですね~
ヘッドはバラさず燃焼室のスラッジをキャブテックで落とします。
DLCでコーティングされていたピストンピンは無惨にもDLCが剥がれています。
スリーブは縦傷だらけで
お待たせ致しました。
高価な鍛造ピストンは荒目のヤスリで研いだくらいの荒れようです
ハイ、わかりました!
丁度1年前に鋳造ピストンのリング溝からスカートが割れてブローした時のスリーブの傷が原因だと推測
スリーブをWPC処理でなんとかごまかそうという考えが甘かったんですね〜
スリーブの古傷にピストンが引っかかり傷が段々拡大して首振りが大きくなりこの始末と言うとこでしょうか。
あの時にシリンダーも新品にすれば今回のエンジンブローはなかったはずです
油温が高いと思いながら乗っていましたがそういう訳でシリンダーが異常発熱していたんですね...
ドレンボルトのマグネットにビッシリ付着していた鉄粉はスリーブの削れた物だったんです。
そんな訳でシリンダーとピストンご臨終〜!
言う事はスリーブの鉄粉やピストンの削れカスがバルブフェイスやシートも攻撃していたかもわかりませんね...
ヘッドもバラす必要がありそうですね〜
腰下のほうは問題なくフィルターも綺麗でしたが
クランクケースからカウンターシャフトを抜く時にベアリングがポロッと出てきましたプラハンで軽く叩くと入りケースの外側から指で押すと簡単に抜けます。
言うことでこの1個だけ新品と交換ですね〜
他のベアリング、クランクシャフト、ミッションなスムーズに動いているので問題なしです。
エンジン降ろしてバラすまで3時間程でやりました
組み付けも早く仕上げたいですね〜
実は今回は急ぎで組む必要があります。
と言うのも自宅マンションが6月頃から修繕工事をやりだすので玄関前の作業場がいつまで作業可能かわかりません。