4輪用オイルキャッチタンク流用&ショート化(復刻版)
今回は過去の流用、加工、自作の記事の復刻版第1号です。
画像のデータは2015年の11月なのでつい最近の作業になります。
事の始まりはmyエイプに中華製の激安アルミ製オイルキャッチタンクを取り付けていたんですが数ヶ月でステーが折れるか溶接部分がポロッと外れること3回...遂に以前から構想(妄想)していた事を具現化する事を決意!
先ずはヤフオクで4輪用のオイルキャッチタンクをゲット
4輪用のオイルキャッチタンクは縦に設置するように作られているので下の画像は横倒しになっている状態ですね〜
高さ約200mm
エイプにはこんな容量は必要ありませんね〜
言うことでカット!
万力で固定して人力(金ノコ)で切断しました。
厚みが5mmだったので予想以上に早く切れました。
また後々復刻版にしますがもっとエグい物を人力で切断した経験があるのでこれくらいはそれ程重労働ではありませんでしたがこの後の面出しが結構大変でした。
とりあえずノコの切断面はガタガタなのでオイルストーンではなく鎌や包丁用の大きめ
砥石や板の上に耐水ペーパーを敷いて地道に均しました。
フタを乗せてみるとまだ少しガタがありますね〜
とりあえずフタを取り付ける為に穴を開けてタップでネジ山を切って行きます。
このネジ穴を利用してフラットバーでT字の治具?を作りドリルで回転させ下の耐水ペーパーに擦り付けることでスピーディーに面出し...と思ったんですが回転を上げるとブレるし耐水ペーパーに押さえすぎるとトルク不足で全然ダメでした。
言うことで地道に人力で仕上げました。
完璧な面出しは出来ませんでしたがラバーガスケットがあるしクランクケースみたいに圧力もかからないので少々は大丈夫でしょう〜
さて次は元々付いていたニップルを切断しドリルでナットと面一にしましたが
いきなり太いキリで強引にやったのでセンターが思いっきりズレました...
後で適当にごまかします〜
で、本来あるべき所の取り付け位置に仮付けしてみましたがタンクのブルーが浮いていますね〜
言うことでここら辺に取り付けようかな〜と
と、ザックリと考えておりましたがここで新たな課題!
ステーをどうするか??
廃材の箱の中に使えそうなアルミ板を発見!
現物あわせで寸法を測りエンジンハンガーから5mm程のオフセット量でギリギリ作れそうです。
ドリルで適当なピッチで穴を開けてリューターとヤスリで罫書いた線の形に仕上げて行きます。
※アールが結構いびつなので画像をアップして見ないでください〜
前後のオフセット量バッチリ
左右の位置は長ナットとアルミカラーで調節しました。
この時点でボルトとアルミカラーは仮ですが大体ええ感じですね〜
もう一つ作らなければならない物があります。
位置的にフロントタイヤの真後ろになるので飛び石で青いアルマイトが即ヤラれるのは目に見えています。
そこで飛び石プロテクターとそのステーを自作します。
型紙を作りカーボン板とアルミのアングルを加工していきます。
同じような画像でスンマセン〜
はい!
ステーに付けるステーが完成!
アルミステーonアルミステーでは芸がないのでシルバーカーボン板でワンポイント
更にカーボン板を100mm角にカットして取り付けたら完成です〜
黒いカーボン板の厚さは1mmくらいだったと思います実はこの板、ドライカーボン製なのでウェットカーボンに比べてかなり強度があリます。
取り付け&ステッカーチューン
タンク本体以外は殆ど廃材等で作ったので確か2000~3000円くらいで完成させました〜
ええ感じになりましたね〜
これを取り付けてから「これなんですか?」とよく聞かれます。
まぁ、普通こんなトコにオイルキャッチタンクなんか付けませんわな〜
で、今現在の全体像は⬇️
また時間あれば復刻版をアップしていきますのでよろしくです〜