キタコとタケガワのハイブリッド
排気ポートをキャブテックで一夜漬けしてバラしてみるとドロドロでした。
流石キャブテック!
竹串で残ったスラッジを削いだら耐水ペーパーや研磨スポンジで簡単に除去できました。
バルブを研磨しましたが
フェイス部分が怪しいですね...
擦り合わせしてみましたがフェイス以前にバルブシートの当たり幅が檄太なんで近所の内燃機屋さんへ持って行くとシートカットするならバルブも新品にしないと意味がないと言われました。
あ〜また諭吉が逃げていく〜
今回のブローとシートの件は一切関係なく毎回ヘッドをバラすと当たり面が広がっているんです...これ即ちSEヘッドのバルブシートの材質が悪いと言う事です!
某ミニバイクレースのメンテをやっているショップのブログで見た事がありますがキタコ製ヘッドのシートは材質が悪いので新品の時点で打ち替えるらしいです。
ウチのはウルトラSEですが多分ウルトラSEからSEプロに変わっても同じ材質を使ってるんでしょうね〜
DOHCは諦めたので今度バラす時にシート打ち替えを検討してみますわ〜
で、内燃機屋さんからの帰り道クロネコヤマトのセンター止めにしている荷物を引き取って帰りました。
中身はタケガワのФ57シリンダーです。
ブローした後にシリンダーをヤフオクで検索していたらタケガワのシリンダーが新品未使用で8000円で出品されていました。
えらいタイムリーですね〜
同じФ57シリンダーで他社も純正のケースにノックピンなので合わない事は無いはずです。
一応微妙な1/100mm単位の誤差や材質による膨張率に差はないか心配なのでマイミクさん伝いに大丈夫か聞いてみましたが行けるみたいでした。
ただ危なかったのは8800円でデイトナ製のФ57も別の出品者から出品されていたんですがデイトナ製は内径が同じФ57でもスリーブに厚みがあるらしくケースをボーリングしないと組めないそうです。
危なかった...
言う事でポッチと入札した後誰も入札しないまま8000円で落札しましたよ〜
ノギスなのでいい加減ですがキタコの内径が⬇️
タケガワが⬇️ ノギスの誤差なんてあった無いような物なので大丈夫みたいですね〜
左がキタコ
右がタケガワですがキタコに比べてヘッドと一番上のフィンまでの距離が若干近くなりフィンも1枚少ないです。
同じストロークですがケースに収まる部分のスリーブも短め
縦の補強もないですがそれ程気になるものでもありません。
赤丸の所ですがタケガワにはキタコには無いオイルラインの溝があります
シリンダー→シリンダーのオイルラインの経路違いですがガスケット抜けたりしないでしょうか?
まぁ〜下側なので圧もかからないので大丈夫かな〜
でオイルラインのバンジョーボルト穴の右下に謎の小さい穴が...
パーツクリーナーで吹いてみましたが何処も繋がっていませんでした...ますます謎ですわ〜
もちろん新品なのでスリーブのクロスハッチもくっきりです。
注文しているピストンがまだ届いていないので今日はここまで〜